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YOU  複数の時の使い方

2021年9月9日


「You」は、単数でも複数でもYouで、あなた、あなた達、両方に使えると学校で習いましたね!

もちろん文法的には何の問題もありません。

ただ、複数の人がいる場面で、全員に問いかけたい時、「You〜」だと、1人の人を指しているのか、それともそこにいる全員を指しているのかわからなくなってしまうことがあります。

今回は、複数の時に使う「You」の種類をご紹介していきます。

Let’s get started♪

複数形のyou 基本の使い方


基本はもちろん学校で習った通り単数でも複数でも、「You」のみで使う方法です。

(3人での会話で)

Do you want to come to the party?

パーティーに来たい?

会話の相手が2人いるので、どちらに問いかけているとも取れますが、どちらか一方に問いかけているのかもしれません。

ちょっとわかりにくいですね。

もし、誘われてもいないのに返事してしまったら大変です😓

そのようなことを避けるため、多くの場合は、複数であるということがわかるような表現を使います。



you guys


「you guys」は、複数の「you」を表す時に使う、カジュアルな表現です。

ドラマや映画などで頻繁にでてきますので、聞いたことあるという方も多いかと思います。

カジュアルなので、正式な場では次にご紹介する「you all」など、別の表現を使った方が無難です。

Do you guys want to come to the party?

あなた達、パーティーに来たい?

Do you guys have any plans for this weekend?

あなた達、今週末の予定は何かある?


その場にいるみんなに話しかけているというのが、すごくわかりやすくなりましたね!

guysって男性だけのこと!?


先日友達と、話していた時、「guysは男性のことじゃないの?」と言われました。

たしかに、Good-looking guy(かっこいい)などは、男性のことを表しますが、「you guys」の場合には、男女問わず使います。

よく、あいさつの呼びかけである、「Hey guys」は、もちろん男性にだけ向けているのではなく、すべての人に向けて言っています。




you all


「you all」は、フォーマルに使える表現です。

公の場面や、ビジネスに使っても全く問題ありません。

また、アメリカ南部の地域では、省略して「y’all 」と言ったりもします🇺🇸

フォーマルにも使えるので、迷うような状況では、「you all」を使うといいと思います。

Thank you all.
みなさんありがとうございます。

Do you all have a pen?
みなさんペンを持っていますか?


対象が二人だけの場合には、bothを使って表現することもできます。

I love you both. 二人とも大好き。

Thank you both. 二人ともありがとう。



all, one, both of you


〜 of you(あなた達)の中のどれくらいの人数かを表すことができます。

■ all of you

あなた方の中全ての人、つまり「全員」という意味になります。

Please come here all of you. みなさん、こちらに来てください。


one of you
you(あなた達)の中の一人

One of you will pass the interview.
あなた方の中の一人が、面接に合格します。


■ both of you
あなた方二人とも

I need both of you.
あなた達二人とも必要だ。


まとめ


「YOU」は万能ですが、使い方次第では誤解を与えてしまったり、思ったように伝わらないことがあります。
場面に合わせた「YOU」の使い方を覚えていると安心して思っていることが伝えられますね!
複数の人に向けて話すというシチュエーションは頻繁にあると思いますので、ぜひ色々な使い方を試してみてください。


See you soon!


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Yuki

海外ドラマに数千時間を費やした結果、英語が大好きに♪ 自然な会話表現に必要な文法や、辞書ではイメージできない単語をわかりやすく説明できるような記事を書くのが目標です! 現在TOEIC スコア 850 、その他の英語系の資格も受験予定です。どこまで英語力を伸ばせるか挑戦中!!

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