こんばんは!ユキです😀
今回は過去完了形 Past perfectについてです。
前回の現在完了の考え方がかなり重要になってきます。
過去の過去を表す表現のため、ちょっとわかりにくいです。
特に現在完了形との違いはしっかりとわかるようになっておくと
実際にも使いやすいかなと思います。では早速使い方を見ていきましょう!
現在完了形については→ コチラ
過去完了形 Past perfectの使い方
過去完了形は、過去のある時点の視点よりも過去のことを表します。
主語+had+過去分詞
視点が現在なのか、過去なのかという違いがあるだけで、基本的な考え方は現在完了形と同じです。
○(〜し終わった)完了・結果
○経験
○継続
わかりにくいので、実際の例文を使って見ていきましょう。
【シチュエーション】
''レイチェルとモニカはパーティーに行きました。
しかし、二人は会うことはありませんでした。
なぜなら、モニカがパーティー会場に到着した時、
レイチェルはすでに帰っていたからです。''
Ross: Did you see Rachel at the party?
ロス:パーティーでレイチェルに会った?
Monica: NO, I didn’t. She had already gone when I arrived at the party.
モニカ:会わなかった。わたしが着いた時、彼女はすでに帰っていたよ。
このように、モニカがパーティー会場に到着したのは過去ですが、
レイチェルが帰ったのは、モニカが到着するより前、つまり過去のもっと過去です。
こういったシチュエーションの時に、過去完了形を使います。
他の例文も見てみましょう。
When we got home, the window had been broken.
私たちが家に着いた時、窓は壊されていました。
↑これをどちらも過去形で表すと、家に着いたときに壊されたのか、
すでに壊されていたのか判断できなくなってしまいます。
just, already, yet を付け加える
just ちょっと前、ちょうど
He had just arrived. ちょうど(少し前に)着いていた。
already すでに
I’d already sent it. すでに送っていました。
yet まだ
I hadn’t finished yet. まだ終わっていませんでした。
これらによって、細かくどれくらい前(過去)であったかの情報を追加できます。
過去完了形の受動態
主語+had+been+過去分詞
The room had been cleaned when we got home.
私たちが家に着いた時、この部屋は掃除されていた。
When we got home, the window had been broken.
私たちが家に着いた時、窓は壊されていました。
現在完了形との違い
ある視点から見て、過去に起きたことを見るという考え方は基本的に一緒です。
現在完了形が、現在の視点から、ある過去の時点から始まったことの、現在の状況を表すのに対し、
過去完了形は、過去のある時点の視点から、その時点より前の過去を見るということです。
↓↓↓ 比較してみましょう。
■現在完了形
Who is that girl? I’ve never seen before.
あの女の子は誰?見たことないよ。
現在の視点で、「過去に見たことがない。」と言っています。
■過去完了形
I didn’t know who she was. I had never seen her before.
彼女が誰か知らなかった。それまでに彼女を見たことなかった。
過去のある時点より更に前(過去)に、「見たことなかった。」と言っています。