こんばんは!ユキです😃
今回は、誰かが言っていたことを伝える、二つの表現方法、
直接話法(Direct speech)と、間接話法(Reported speechまたは、Indirect speech)についてのお話です。
「友達が〜と言っていたよ。」というように日常会話や、ビジネスでも役立つ表現です。
レポート文とも呼ばれます。
では、早速使い方を見ていきましょう!
Let’s get started♪
直接話法 Direct speech
誰かの言葉を伝えるとき
言った人の言葉をそのまま伝えるのが、直接話法 Direct speechです。
そのままの形で引用するので、時制や代名詞を変える必要がありません。
Ted : I’m going to a concert.
テッド: コンサートに行く予定なんだ。
直接話法 で表すと、下記のようになります。
Ted said, “I’m going to a concert.”
テッドは、「コンサートに行く予定なんだ。」と言った。
ライティングでは、Direct speechの場合、”” 引用符を使います。
一般的に、アメリカ🇺🇸英語では「””」ダブルクオテーション、イギリス🇬🇧英語では「’’」シングルクオテーションを使います。
どちらを使ってもOKですが、混在はしないように気をつけましょう!
間接話法 Reported speech
間接話法 Reported speechは、誰かが言ったことを、自分の視点に置き換えて話すことになります。
時制と代名詞を変化させなければなりません。
同じように、テッドが「コンサートに行く予定なんだ」と言っていたことを表すと次のようになります。
Ted said that he was going to a concert. テッドはコンサートに行く予定だと言っていた。
直接話法では、話した人の視点なので、「 I 」が使われ、時制も現在形です。Ted said, “I am going to a concert.”
しかし、間接話法では、「 I 」を代名詞「he」になおし、時制も主節に合わせて過去形にします。
これが、注意しなければならない「時制の一致」です。
英語には、一定の条件下では、主節と後続節の時制を一致させるというルールがあります。
時制の一致は、Reported speechでよく起こります。
Ted said that he was going to a concert.
※thatは省略可能です。
↑上の文を訳そうとすると、「テッドはコンサートに行く予定だったと言っていた。」と訳してしまうかもしれません。
しかし、この時テッドが言っているのは現在のことです。
主節 Ted said (過去形)に影響され、後続節も過去形になっています。
ただし、時制の一致には例外があります。詳しくは別記事でご紹介していますのでぜひご覧ください。
時制の一致については → コチラ
まとめとテスト
誰かが言っていたことを伝えるというシチュエーションは、日常生活でよくありますね!
間接話法では、日本人には馴染みのない時制の一致の影響を受けるので、会話では直接話法を使うと決めてしまってもいいかもしれません。ただ、時制の一致を忘れたからといって意味が通じなくなってしまうわけではないので、ゆっくり慣れていけばいいかなと思います。下記に少し問題がありますのでやってみてください😆
問題:次の左側の名前の人物が言った直接話法の文を、間接話法に書き換えてください。 答えはページ↓にあります。
(1) Ted: I'm feeling ill. テッド: 具合が悪い。
(2) Marshall: I'm going to propose to Lily. マーシャル:リリーにプロポーズする予定だ。
(3) Lily: You can use my car. リリー:わたしの車使えるよ。
(4) Robin: I don't have much free time. ロビン:わたしには自由な時間があまりない。
(5) Barney: I'll call you when I get back. バーニー:戻ったら、電話するよ。
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答え
(1) Ted said (that) he was feeling ill.
(2) Marshall said (that) he was going to propose to Lily.
(3) Lily said (that) I could use her car.
(4) Robin said (that) She didn't have much free time.
(5) Barney said (that) he would call me when he got back.