こんばんは!ユキです😊
今回は、いろいろな種類の「〜させる」や「〜してもらう」を表現する使役動詞の使い方です。強制力のあるものから、お願いするようなのもまでありますので、適切に使わないと相手にとても失礼になってしまうことがあります。それでは基本的な使い方を見ていきましょう。
Let’s get started♪
make(強制)
〜させるの中でも一番強制力のある言い方です。親が子供に〜させる、上司が部下に〜させるといったような、上から下へ〜させるというニュアンスです。
主語+make+目的語+動詞の原形(原形不定詞)
I made him clean his room.
私は彼に、彼の部屋を掃除させた。
動詞の原形の部分には、させたい動作を入れます。
主語を取って、文頭をmakeにすると、命令形になります。
Make him clean his room.彼に部屋を掃除させなさい。
また、使役動詞で使えるのは人に限りません。
The news made me cry. そのニュースはわたしを泣かせた。
泣かされたというイメージです。
let(許可)
letも「〜させる」と訳しますが、こちらは強制力がなく、(自由に、したいように)「させる」という感じです。
主語+let+目的語+動詞の原形(原形不定詞)
I let my son drive a new car.
わたしは息子に新しい車を運転させた。
この場合の「させた」は強制ではなく、「〜すること」を許したというイメージです。
Let your son drive this car.
息子にこの車を運転させなさい。(許可)
Let me cry.
make と違い、letを使うと、「泣かせてくれ」
泣くことを許可してほしいというニュアンスになります。
have (普通にするであろうことをしてもらう)
haveのイメージは、特にお願いするわけでもなく、仕事上や立場上で、するのが普通であることをさせるイメージです。
強制ではなく、するのが当たり前のことをしてもらう時に使います。
主語+have+目的語+動詞の原形(原形不定詞)
I’ll have him call you. 彼に電話させます。
業務上などで、お客様や取引先などに折り返し電話をするなどのシチュエーションで使います。
I had my hair cut yesterday. 昨日髪を切りました。
日本語にすると、「昨日髪を切りました。」となるのでイメージしにくいと思いますが、多くの場合、髪は自分で切るわけではなく、美容室などで切ってもらいますよね。
なので、「切ってもらった。」と意味にするために使役動詞「have」を使って表現します。
get(お願いしてしてもらう)
「〜させる(してもらう)」、お願いしたり、説得したりして
何かをさせるイメージです。
getの元々の意味の通り、何かをしてもらうことを「得た」という感じです。
主語+get+目的語+to 不定詞
※getの場合のみ、原形不定詞ではなく、to不定詞になることに注意が必要です。
このto 不定詞の部分にしてほしい動作をおきます。
We got him to sign the contract. 私たちは彼にサインさせた。(してもらった。)
I got my father to repair my roof. 父に屋根を修理してもらった。
使役動詞のイメージをつかむのは少し時間がかかるかと思いますが、いろいろな例文を作ってみて少しずつ慣れていけると表現が広がりますね😊
See you soon!