こんばんは!ユキです😊
日本語には無い概念、名詞が数えられるか、数えられないか。
これが英語ではかなり重要で、苦労することの一つです。
どちらになるかで名詞を複数形にしたり、冠詞をつけなければならなかったり、be動詞の形まで変わります。
数えられる名詞と数えられない名詞はざっくりとした見分け方しかなく、実際にはその都度覚えていかなくてはいけないので、
英語学習をしているとずっと付き合っていくことになる問題です😓
しかし、英語を流暢に使いこなしたり、文章を正しく書くためには欠かすことのできないものとなります。
名詞の単語を覚えるときは、見出し語の分だけでも数えるかどうかを意識して覚えるようにするのがおすすめです。
それではそれぞれのルールを見ていきましょう!
Let’s get started♪
可算名詞(countable noun) 数えられる名詞
rabbit (うさぎ)は数えられる名詞です。
うさぎは一匹、二匹と数えられますね。なので「rabbit 」は可算名詞です。
(一羽という呼び方になった由来が悲しいのでここでは一匹とします。)
このように、数えられる名詞に分類されるものを、可算名詞(countable noun)と言います。
可算名詞のルールと使い方
うさぎが一匹の場合には冠詞(aまたはthe)をつけます。
This is a rabbit. これはうさぎです。
何匹もいる場合には複数形になり、be動詞の形も変わります。
These are rabbits. これらはうさぎです。
■可算名詞の多い、少ない 量を表すとき
多い: many
少ない:a few 少しある、いる
few 少ししかない、いない
a fewが「少しはある。」というポジティブ、fewは「少ししかない。」と言うネガティブなイメージです。
多いを表したい時に、可算?不可算?と迷ったら、a lot ofを使いましょう!
どちらにも使えて便利です。
I have many rabbits. わたしはたくさんのうさぎを飼っています。
I have a few rabbits. わたしはうさぎを数匹飼っています。
不可算名詞(uncountable noun) 数えられない名詞
一つ、二つ、と数えられなく、一定の形がないものは、数えられない名詞として扱われ、基本的に複数形は使いません。(例外あり)
このように、数えられない名詞に分類されるものを、不可算名詞(uncountable noun)と言います。
不可算名詞のルールと使い方
不可算名詞は決まった形がないので、一つ、二つと数えることはできません。(例外あり)
代表的な不可算名詞であるmoney(お金)を例に挙げてみましょう。
お金は数えられるじゃないかと思うかもしれませんが、不可算名詞になります。
I have money. 冠詞(article)や、複数形のsはつきません。
■可算名詞の多い、少ない 量を表すとき
多い:much
少ない:a little 少しはある
little 少ししかない
a little が「少しはある。」というポジティブ、littleは「少ししかない。」と言うネガティブなイメージです。
こちらも迷ったら、a lot ofを使いましょう!
I have much money. わたしはお金をたくさん持っている。
I have a little money. わたしはお金を少し持っている。
I have a little money. わたしはお金を少ししか持っていない。
形が変わると数えられるようになるもの
水やコーヒー、ワインなどの液体は基本的に数えられませんが、何か入れ物に入っていると数えられます。
グラス、ボトル、カップ等です。
A bottle of water.
A glass of wine.
A cup of coffee.
✳︎このとき、two glass of wine など複数になっても、名詞自体に複数形のsはつけません。
形のない液体から、入れ物に入れたことによって単位がはっきりしたので数えられるようになりました。
似た要領で、パン、ピザ、ケーキ等も可算になります。
A slice of pizza.
A piece of cake.
A slice of bread.
大きい状態から、切り分けられることによって、分けられたうちの一つ、二つ、と数えられるようになっていくイメージです。
不可算名詞の例外
基本的に不可算名詞は複数形にならないと決まっていても
例外があります。
■水域など、広い範囲を表す場合
waterは不可算名詞ですが、海、湖など、範囲の大きな水の場合、複数形が使われます。
水域、海域などはwatersとなります。
■種類を表すとき
a variety of coffees さまざまな種類のコーヒー
a variety of wines さまざまな種類のワイン
■口語表現
通常は形があいまいな不可算名詞でも、明らかにどれを指すかわかるものは複数形になる場合があります。
コーヒーを2つと言う時正しくは、
Two cup of coffee (sはつけない) となりますが、
口語では、two coffees と言うこともあります。
ボトルに入った水、bottled waterなども同様です。
この言い方は文法的には正しくありませんが、一般的にはよく使われている表現です。
今回ご紹介した以外にも、数えそうで数えられない名詞や
特定のグループを総称する集合名詞、単数複数が同一の形になるものなど、
名詞の可算については覚えることがたくさんあります。
単語によっては、可算にも不可算にもなるものもあります。
これらの名詞については、また別記事でご紹介していきたいと思います。
See you soon!