こんばんは!ユキです😃
今回は分詞構文についてのお話です。
分詞構文では文全体の修飾に分詞を使うことで、「〜する時」、「〜なので」などの文を接続詞を使わずにシンプルに表すことができます。
接続詞を考えなくて済むのでスピーキングでは特に使いやすいです。
慣用表現などでもよく使われていますのでまとめて覚えておくと便利です。
Let’s get started♪
分詞について → 分詞の基本
動名詞について → 動名詞 動名詞との違いもあわせて再確認しておきましょう!
今日の例文の登場人物は、海外ドラマ フレンズから!
分詞の基本
分詞には現在分詞(ing形)と過去分詞(ed形)があり、基本的には名詞を修飾する形容詞の役割です。
ただし、今回の分詞構文での使い方では文自体を修飾します。
現在分詞の使い方
現在分詞は動詞のing形で、今起こっている進行形の動作を表します。〜している、〜する
A sleeping rabbit. 眠っているうさぎ 名詞(うさぎ)を現在進行形の動作が修飾しています。
過去分詞の使い方
過去分詞は、動詞の過去形で、名詞の状態を表します。〜されている、〜した
自動詞の過去分詞の場合は「〜した。」の完了の意味、他動詞の場合は「〜されている」の受動の意味があります。
The language spoken in many countries is English.
たくさんの国で話されている言語は英語です。この場合、「話されている。」という受け身の表現です。
分詞構文の作り方
現在分詞または過去分詞 + 主語(subject) + 動詞(verb)
■ほぼ同時に起きている出来事を表す時
Playing soccer, Ross broke his nose. サッカーをしていて、ロスは鼻を折った。
分詞を使った「Playing soccer,」の部分が後のS+Vの文の説明をしています。
位置を逆にして、Ross broke his nose, playing soccer. とすることも可能です。
Seeing the hint, Rachel got the answer. ヒントを見て、レイチェルは答えがわかりました。
通常の文で言い換えると、次のようになります。
→ When she saw the hint, she got the answer.
分詞を使うことで、シンプルな表現になります。
否定するときはNOTをつけます。
Not knowing what to say, I kept silent. 何と言っていいかわからず、わたしは黙っていた。
■「〜なので」を表す時
Feeling tired, I canceled the plan. 疲れていたので、予定をキャンセルしました。
■完了形での使い方
分詞を使ったカタマリ(副詞節)が主節より前に起きた場合
having + 過去分詞 + S+Vを含む文(主節)
Having finished her work, Phoebe went home. 仕事が終わったので、フィービーは家に帰った。
(家に帰るより前に、仕事が終わっているので完了形を使います。)
■受動態での使い方
(Being) + 過去分詞 + S+Vを含む文(主節)
※(Being)は、よく省略されます。
Being written in English, I couldn’t understand this book.
英語で書かれているので、わたしはその本がわからなかった。
■文中型
Monica, singing happily, cooked the dinner. モニカはうれしそうに歌いながら、夕食を作りました。
分詞の位置がどこでも、全体の意味は変わりませんが、主語の直後に持ってくることで、
うれしそうに歌っている様子が、より強調されます。
分詞を使った慣用句
generally speaking 一般的に言って
Generally speaking, kids like video games. 一般的に言って、子供はビデオゲームが好きだ。
frankly speaking 率直に言って
Frankly speaking, that was his fault. 率直に言って、それは彼のせいでした。
weather permitting 天気がよければ
Weather permitting, we’ll go on a picnic. 天気がよければ、私たちはピクニックに行きます。
speaking of 〜といえば
Speaking of summer, Do you have any plans? 夏といえば、何か予定はありますか?
judging from 〜から判断すれば
Judging from the situation, he isn’t guilty. 状況から判断すれば、彼は無罪です。
分詞構文では、接続詞を使わない分、スピーキングなどでは便利ですが、
リーディングでは、自分で文脈から、どの使い方がされているかを判別しなければならないという側面もありますので
分詞構文を使った文にたくさん触れるてみることが大事かなと思います。
慣れてくると使いやすいと思いますので、慣用句と一緒に覚えておくと便利です!
See you soon!