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関係代名詞 who, whom and whose



こんばんは!ユキです🥰

今回は、関係代名詞(who, whom, whose)のお話です。

関係代名詞は、名詞を後ろの文で修飾するときに使います。

いろいろな種類やルールがあるので、複雑な部分もありますが、

あいまいなままだと、文を読み違えたりしてしまうこともありますので

注意が必要です😓

早速それぞれの使い方を見ていきましょう!

Let’s get started♪

Who


先行詞の種類が人である時に使います。

主格としての使い方

That is the boy who wrote this letter.   あれがこの手紙を買いた少年です。

この文を分解すると下記のようになります。

「the boy」先行詞

「who」関係代名詞

「wrote this letter」節

節が、先行詞「the boy」を修飾し、情報を追加しています。

関係代名詞を使わずに同じ内容を表現しようとすると、2文に分かれます。

  1. That is the boy.  あれは少年です。
  2. That boy wrote this letter.  あの少年がこの手紙を書きました。

↑これらの二つの文を、関係代名詞「who」でつなぐことによって、一文でシンプルに表すことができます。

2文目の主語は「That boy」になります。

このように、先行詞が、関係代名詞の後ろの節の主語になる使い方を「主格」と言います。

話すときのイメージは、「あの少年だよ」と言った後に、「この手紙を書いたのは。」というように、

まず、「あの少年だよ」と言い切った後に、後から情報を付け加えるといった感じです。


目的格としての使い方

That is the man who I met yesterday.  あの男性が、昨日わたしが会った人です。

この例の場合は、

  1. That is the man.  あれは男性です。
  2. I met the man. わたしはその男性に会いました。

↑これらの二つの文をまとめていますが、今回は、先行詞「The man」が、

関係代名詞「who」の後ろの節の目的語になります。

このような使い方を「目的格」と言います。

I met the man. ← the man がmetの目的語です。



Whom



目的格で使われる「who」は同じ使い方で「whom」も使うことができますが、現在ではあまり使われません。

ただし、例外もあります。前置詞の直後に関係代名詞を置く場合は「whom」を使います。

使用例を挙げると、ビジネスシーン等で使われる、To whom it may concern.(関係各位)には「whom」を使います。

「whom」を使った文はフォーマルな印象を与えます。

The woman whom I wanted to see wasn’t there.   

わたしが会いたかった女性はそこにいなかった。 ✳︎この文は「who」に置き換え可能です。

  1. I wanted to see the woman. わたしはその女性に会いたかった。
  2. She wasn't there. 彼女はそこにいなかった。

Whose




所有格の時に使います。

所有格とは、「someone’s」、「her」などの、「~のもの」を表すものです。


I met the woman whose husband is a surgeon.  わたしは夫が外科医である女性に会った。

この文も二つに分けることができます。

  1. I met the woman. わたしは女性に会った。
  2. Her husband is a surgeon. 彼女の夫は外科医だ。

↑これらの二つの文を「whose」でつないでいます。

この場合は所有格である「her」が「whose」に置き換えられています。


Whoseを使った疑問文

誰のものかを尋ねる時に使います。


Whose  名詞 be動詞

Whose car is this?  この車は誰のですか?

Whose is this car? に言い換え可能です。


特徴を説明する時のwhose

Do you know the house whose roof is red?  屋根が赤い家を知っていますか?

  1. Do you know the house? 家を知っていますか?
  2. The house’s roof is red.  その家の屋根は赤です。

「whose」で、「~の特徴を持っている家」を表しています。





関係代名詞は、英語の4技能のどれにも欠かせない大切な要素です。

単語力があっても、関係代名詞があいまいだと、意味を読み間違えたり、

文章をつなげて言いたいことを表現できなくなったりしてしまいます。

特に、それぞれの用法「主格」、「目的格」、「所有格」をしっかりと見分けることが

TOEICや英検等の各種試験にも役立ちます。

次回は、where, which, that についてお話していきたいと思います😌

See you soon!




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あびーずイングリッシュ

海外ドラマに数千時間を費やした結果、英語が大好きになったユキが主に記事を更新しています。 自然な会話表現に必要な文法や、辞書ではイメージできない単語をわかりやすく説明できるような記事を書くのが目標です!現在TOEIC スコア 850 どこまで英語力を伸ばせるか挑戦中!! Twitterでは、英語超初心者のホリ君が勉強記録を更新中!

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