こんばんは!ユキです😃
今回は分詞についてのお話です。
分詞には現在分詞と過去分詞があり、名詞を修飾する形容詞の役割です。
現在分詞と動名詞はどちらも「ing」の形になるので、文の中でどちらが使われているのか
区別しにくいと思います。
それでは分詞の使い方と動名詞との違いを見ていきましょう!
Let’s get started♪
動名詞については → コチラ
現在分詞と過去分詞
現在分詞
現在分詞は動詞のing形で、今起こっている進行形の動作を表します。〜している、〜する
A sleeping rabbit. 眠っているうさぎ 名詞(うさぎ)を現在進行形の動作が修飾しています。
The boy playing soccer over there is my son. あちらでサッカーをしている少年はわたしの息子です。
過去分詞
過去分詞は、動詞の過去形で、名詞の状態を表します。〜されている、〜した
自動詞の過去分詞の場合は「〜した。」の完了の意味、他動詞の場合は「〜されている」の受動の意味があります。
A book written in English. 英語で書かれた本。
The language spoken in many countries is English.
たくさんの国で話されている言語は英語です。
上記二つの例の場合、「話されている。」、「書かれた。」という受け身の表現です。
現在分詞と過去分詞の違い
イメージがつかみやすい「excite」を例に挙げていきます。
I heard an exciting story. わくわくする話を聞いた。
The actor was surrounded by excited people. その観客は、興奮した人々に囲まれていた。
現在分詞exciting は、「わくわくさせるニュース」= 人をわくわくさせている。ということになります。
過去分詞excitedは、「わくわくさせられた人々」= 〜にわくわくさせられている。という受動の意を表します。
上記の例のように、現在分詞は物や事象、過去分詞は人に対して使います。
よくある言い間違えで、exciting peopleと言ってしまうことがありますが、
この場合だとエキサイティングな人々というような、ちょっとよくわからない意味になってしまいます…
現在分詞と動名詞の区別
どちらも「doing」の形なので区別がしにくいですが、用法が異なるので覚えてしまいましょう!
現在分詞 → 形容詞(名詞the manを修飾)
例: The man standing near the building was suspicious.
ビルの近くに立っていた男は怪しかった。
動名詞 → 名詞として主語の役割
例: Standing is good for your health.
立っていることは健康に良い。
分詞は情報をシンプルな形で追加できるので、使いこなせるととても便利です!
また、現在分詞と動名詞の違いを明確にしておくことで、TOEICや英検などの各種テストでも
意味を取り違えたりすることが防げます。表現できることが増えるので、writing対策にも効果的です。
分詞構文については別の機会に紹介したいと思います。
See you soon!
おまけ
問題: 次の_ _ _ _ _ _には現在分詞、過去分詞どちらが入るでしょう? 答えはページ下↓にあります。
(1) A _ _ _ _ _ _ iPhone. 壊れたiPhone breakを使って
(2) an_ _ _ _ _ _ news. わくわくするニュース exciteを使って
(3) The language _ _ _ _ _ _ in Japan. 日本で話されている言語 speakを使って
問題: 次の文は現在分詞、動名詞、どちらが使われているでしょう?
(4) Driving in rain is very dangerous. 雨の中の運転はとても危険だ。
(5) The woman standing over there is my mother. あちらに立っている女性はわたしの母です。
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答え
(1) broken
(2) exciting
(3) spoken
(4) 動名詞
(5) 現在分詞