こんばんは!ユキです😄
今回は、should の使い方のところでお話した、「〜した方が良い。しなければならない。」のその他の表現についてです。
shouldより強制力がある言い方は、
must
have to
had better
があります。
それぞれの使い方を見ていきましょう。
Let’s get started♪
must
基本のmust
mustの代表的な使い方は、〜しなければならない。ですが強制力があります。have toと似たようなシチュエーションで使うこともありますが、より強く、どうしてもしなければならないこと、
ルールや法律で決められていて、守らなければならないことに対して使うことが多いです。
かなり強い表現になるので、通常のやりとりではあまり使わない方がいいかなと思います。
You must follow the rules if you want to stay here.
あなたがここに居たいと思うなら、ルールに従わなければなりません。
have to と似たシチュエーションで使う場合は、絶対やったほうがいいよ!というような時に使います。
You must visit Kiyomizu-dera Temple, if you go to Kyoto. 京都に行くなら、清水寺に行った方がいいよ。
have to で言い換えることができます。
You have to visit Kiyomizu-dera Temple, if you go to Kyoto.
どちらも似た使い方ができますが、have toを使う方が一般的です。
また、〜したほうがいいよ。と言いたいときにはshouldもよく使われます。
Shouldについては使い方を別ページで解説しています。 → コチラ
否定形は、must not です。
Employees must not enter prohibited areas. 従業員は禁止区域に入ってはいけません。
短縮形はmustn’t 発音を聞いてみましょう。↓
Mustの別の使い方
Must は〜しなければならないという文脈で使うと非常に強制力があるため、日常で使うことが少ないですが、
Mustを使った別の表現はよく使います。「〜に違いない。」という意味で使うときです。
It must be true. それは本当に違いない。
You must be tired because you were working so hard. とても頑張って働いていたので疲れたでしょう。
Did he quit his job? You must be joking, he loves his job so much. 彼が仕事を辞めた?冗談でしょ、彼は仕事が大好きだよ。
また、誰かと初めて会う時など、その相手に違いないというときに「〜さんですね。」と言いたいときに使います。
You must be Tom. あなたがトムですね。
You must be Tom’s mother. あなたはトムのお母さんですね。
過去を表す時
Must + have + 過去分詞
I’ve lost my key. I must have dropped it. 鍵をなくした。落としたに違いない。
have to
こちらもしなければならないこと、従わなければならないことに使います。
Have you lost your bag? You have to go to the police as soon as possible.
バッグをなくしたの?できるだけ早く警察に行かなければいけないよ。
I messed up at work, so I have to tell my boss. 仕事で失敗したから、上司に報告しなければならないよ。
You have to turn right. 右に曲がらなければならない。
否定形
I didn’t have to get up early yesterday. 昨日は早く起きる必要がなかった。
Tom doesn’t have to go there tomorrow. トムは明日そこに行く必要がない。
had better
こちらは日本語のイメージですと、〜した方がいいよ。と習った方が多いと思うので、
やったほうがいいよ。という柔らかいイメージがありそうですが、実際にはかなり強い表現です。
Had betterには、もしその通りにしなければ問題が起きたり、危険が起きたりするという意味が含まれます。
主語(subject) + had better + 動詞(verb)の原形
I had better (I’d better) go now or I’ll be late for the interview.
この文では、今出かけた方がいい。さもないと面接に遅れる。というように、〜しないと悪いことが起きる。というような意味が含まれます。
まとめ
「〜をした方がよい。」、「〜しなければならない。」という表現はいろいろな種類がありますが、それぞれ与える印象が違います。
する必要があることの度合いに合わせて、通常の会話では、提案などは「should」、その他shouldで表すには表現が弱すぎるという場合に
「have to」、というように使い分けるのがオススメです。
Mustやhad betterは法律やルール等、強制力のあるものに対しての文脈以外では使わない方が無難かなと思います。
一方で、mustを使った、「〜に違いない。」という表現は、日常会話でよく使いますので、覚えておくと、より自然な表現ができるかなと思います😊
See you soon!